
ジョージ・ハリスン、1970年発売のアルバム『オール・シングス・マスト・パス』が、今年で発売から50年に。国内盤だけでも5CDs+ブルーレイ、3CDs、2CDsと8枚組のLPの計4種が、輸入盤ではアナログでさらに3枚組LPがマーブル・カラーとブラック・ヴァイナルの2種、5LPの他、木箱に入った “全部入り” も。
〈以下メイカー・インフォメーションより〉
ジョージ・ハリスンが1970年に発表した名盤 『オール・シングス・マスト・パス』が 発売50周年を記念して初のマルチ・フォーマットで発売決定。
ジョージ・ハリスンが1970年に発表した名盤『オール・シングス・マスト・パス』が、今年で発売50周年となるのを記念して8月6日に初のマルチ・フォーマットで発売されることが決定した。未発表のデモ、セッション・アウトテイク、スタジオ・ジャム音源も多数収録される。
「作り始める前から、いいアルバムができるってことはわかっていた。というのも、手持ちの曲が本当にたくさんあったし、エネルギーも本当にたくさんあったからね。あれやこれやのあとで自分のアルバムをついに作るのは……楽しかった。夢の中でも、とびきりの夢だった」──ジョージ・ハリスン
ザ・ビートルズが1970年4月に解散したあとにレコーディングされたジョージ・ハリスンの画期的なソロ・アルバム『オール・シングス・マスト・パス』は、大胆不敵なアーティストによる力強い決意表明だった。ジョージとフィル・スペクターが共同でプロデュースしたこの全23曲のアルバム『オール・シングス・マスト・パス』は、50年を経た今も野心的な大作として評価され続けている。ここではジョージのソングライターとしての驚くべき才能、力強い精神性、さらには彼の唯一無二の個性と仲間のミュージシャンたちの友情が露わになっている。
『オール・シングス・マスト・パス』は、ソングライターおよびミュージシャンとしてのジョージがようやくひとりのアーティストとして、遅ればせながら世に問うた作品だった。初の3枚組スタジオ・アルバムとなった『オール・シングス・マスト・パス』にはさまざまなアイデアや音楽スタイル、影響があふれており、ロックンロール、カントリー、ゴスペル、ブルース、ポップス、フォーク、R&B、インド古典音楽、宗教歌など多種多様な要素が取り入れられている。このアルバムは大ヒットし、ジョージ本人も気に入っていた。しかし2001年の30周年記念リマスターの自筆ライナーノートで彼は次のように記している。「このアルバムの曲は今でも好きだし、レコーディングされた当時のスタイルそのものよりも命脈を保つと信じている」。とはいえ「すべての曲をリミックスするというアイデアには抵抗しづらい。当時は分厚い音作りが相応しいように思えたが、長い年月を経た今、僕はそうした音作りからいくつかの曲を解放したいと考えている」
それから20年かけてハリスン・ファミリーが愛情たっぷりに準備した今回の『オール・シングス・マスト・パス』50周年記念盤では、ジョージの長年の願いであったアルバム全曲のオリジナル・マスターテープからのリミックスが遂に実現した。エグゼクティヴ・プロデューサーはダーニ・ハリスンが、またプロダクト・プロデューサーはデヴィッド・ゾンシャインがそれぞれ担当。ミキシングは、グラミー賞を3度受賞したエンジニアのポール・ヒックス(ザ・ビートルズ、ザ・ローリング・ストーンズ、ジョン・レノン)が手がけている。今回のニュー・ミックスによって音質は向上し、このアルバムがより明るく、より豊かで、より素晴らしいものに仕上げられている。