ミック・ジャガー、ストーンズのツアーに意欲的な発言。ポール・マッカートニーのアルバム参加にも言及

https://youtu.be/eTayu0B42iU

来たる7月10日発売のニュー・アルバム『Foreign Tongues』リリースに合わせ、目下プロモーションに余念がない様子のザ・ローリング・ストーンズですが、去る5月31日、ミック・ジャガーとロニー・ウッドが「BBC Radio 2」の『Tracks Of My Years』に出演しました。先日ポール・マッカートニーも出演していたこのラジオ番組は、出演ゲストが自身の人生やキャリアに影響を与えたお気に入りの10曲についてインタヴュー形式で語るという趣向で進行が基本ですが、今回はミックとロニー別録りで、番組側が選んだ合計10曲について語ると共に、新作についても総括するという形になっています。


番組の中で、今後のツアーについて訊ねられたミックは、「俺は是非とも出たいと思ってるよ。とても楽しみにしてる」と応えましたが、すぐに付け加えて、出し抜けに差し迫った日程をアナウンスしたりはしないので、ファンには落ち着いていて待っていて欲しいと笑顔で語りました。「多分今年はないと思うけど、願わくばできるだけ早いタイミングでやりたいよね」

バンドは昨年、 2026年に予定していたイギリスとヨーロッパのスタジアム・ツアーの計画を中止したことが報じられており、ジャガーのこの発言にはそれを受けた意図があると思われます。昨年1月、彼らがこの夏の間にも複数の公演オファーを受けたものの、会場や移動に関わる物流上の問題、および既存の契約義務の履行を理由にそれらを断ったという報道がありました。

ザ・ローリング・ストーンズが最後にツアーを行なったのは2024年、2023年リリースの前作『Hackney Diamonds』を引っ提げてのことです。この時のツアーはロンドンでのアルバムのローンチと、ニューヨークでのサプライズ・コンサートを経て、バンドのバック・カタログを含めて60曲以上をリハーサルした上で臨んだ大規模なものでした。

なお、番組の中でミックは、今回のアルバムにおけるザ・キュアーのロバート・スミスとのコラボレーションが実現した経緯について、たまたま業界のイヴェントで鉢合わせたのがきっかけだったと語りました。

「彼が俺の方に背を向けて立ってたんだよ、ロングコートを羽織ってね、振り向いたその顔は口紅だらけだったんだ」とミック。「それで俺から声をかけたんだ、『君、ザ・キュアーのロバート・スミスだろ』って。そしたら彼は『ああ、はじめまして』って言ったんだ。だから『せっかくだからここにいる間に、どっか行って何かやらないか』って言ったんだよ。時にはそんな風にコラボレーションが決まることもあるのさ」

また、マッカートニーとの共演についてはこうコメントしています。「俺たち、彼とはこれまで一度も一緒にプレイしたことがなかったんだよね。俺は一緒に歌ったことはあったんだけど、実は一緒に楽器を演奏するのは初めてだったんだ。あれは実にエキサイティングだったよ。彼はもの凄く覚えが早いんだ」
なお、今回の番組が2人のためにセレクトした楽曲は以下の通りです。

・The Rolling Stones「Tell Me You're Coming Back」
・Muddy Waters「Mannish Boy」
・The Rolling Stones「It's Only Rock'n'Roll(But I Like It)」
・Chuck Berry「Johnny B. Good」
・The Rolling Stones「Start Me Up」
・The Beatles「I Wanna Be Your Man」
・The Rolling Stones「Dance Pt 1」
・The Beach Boys「Wouldn't It Be Nice」
・The Rolling Stones「In The Stars」
・Pete Townsend & Ronnie Lane「My Baby Gives It Away」